新しく住宅を建てたいという時、まず大きく建売住宅か注文住宅かという選択肢がありますが、最近では決まった土地の建売を購入するよりも自由度の高い注文住宅を希望する人が多いようです。

注文住宅で建てる場合は土地の購入から始まります。そして、自分が購入した土地で、どのような家を建てたいのかを決めてオリジナルの住宅を建設会社に建ててもらいます。注文住宅で家を建てたい場合は、まず重要なのが土地です。土地は家を建てるのに当たって大切な土台ですから慎重に選びたいものですね。

自宅として住宅を建てる場合はとくに、生活する場所になるので、駅から近い場所や都市部に位置する等、希望する条件はたくさん出てくると思います。そうした希望条件はあらかじめイメージしておくことをおすすめします。

購入の意志をかためたら、まず相談するのが不動産会社です。底地権まである土地ならいいのですが、日本は借地であることが多いものです。もしかしたらこの先、住み替えなどに伴い売却もあるかもしれないと考えるのであれば、借地権の売却も視野に入れ、借地権の取り扱いに強い不動産会社であればなおいいでしょう。

一般的に土地購入は人生で何度も経験するものではありません。購入にあたって分からないことがあったり、トラブルが起こるのは充分考えられますが、そういった考えられる問題をあらかじめ想定し、安心して相談できるような不動産会社であるに越したことはありません。

底地や借地というのは日本独自の文化になります。歴史的な背景の上に成り立っているので仕方ないものですが、煩雑なためにトラブルの原因になっていることも多いのは事実です。上物よりも扱いが困難な土地だからこそ、しっかりとした不動産会社に相談できるといいですね。