不動産選びでは注意すべき点もたくさんありますが、豪雪地域ではマンション物件でも戸建て物件でも絶対に欠かせないことがあります。豪雪と言う言葉からも想像できる部分ですが、雪に対する対策が施されているかどうかが快適な生活の鍵を握っていると言えます。雪に対する対策では、ロードヒーティングなどの融雪装置が設置されていれば、除雪作業を低減するために大きなメリットになります。融雪装置に関しては、戸建て住宅では玄関までのアプローチや屋根に設置するルーフヒーティングがありますので、物件選びの条件とすることが可能です。

戸建て住宅に限って言えば無落雪住宅と言う構造のものもあります。豪雪地域では、冬期間に屋根の雪下ろしが必ず必要になってきますが、中心部の密集地では雪の置き場が確保できない場合があります。無落雪住宅とは文字通り屋根からの落雪が無い建物となりますので、除雪作業を大きく低減させることが可能なのです。マンション物件の場合では、地下や立体駐車場を完備していることも物件選びのポイントになってきます。屋外駐車場では除雪作業の労力が大きくなりますので、雪の心配が不要な屋内駐車場が完備されている点も豪雪地域の物件選びでは重要なポイントになると言えます。

2014年に開業予定の北陸新幹線は、2015年延線により上越まで達します。上越市役所によると移動時間短縮によって交流人口の増加が見込まれ、上越地方への移住も促進されそうです。長野から最速で18分で来れるようになり、金沢や富山などの北陸地域からの移動も大幅に短縮されます。これは観光やビジネスにおいて最大のチャンスとなるのでこれから地価や家賃は上昇していくでしょう。上越は『天地人』でおなじみの上杉家の御膝元ですので観光地も山ほどあります。また、日本海に近いことから新鮮な魚介類が魅力の土地ですので、食も楽しめますね。移住をお考えの方は早めに優良物件を抑えておきましょう。